メジャーリーグ開幕まで一か月を切り、各チーム、このコロナ禍での観客動員について発表し始めております。
現在は、アリゾナ州、フロリダ州で行われているスプリングトレーニングオープン戦には球場定員の10%-27%の観客を動員して試合が行われています。

今日現在、アメリカ国内のコロナ感染は州や郡によって状況は様々ですが、減少傾向にあり３０球団の殆どが、開幕戦に10%-25%の観客を入れて試合を行う方向に進んでいるよう様です。

中でもこの時期に来て、明るいニュースの一つとしては、コロナ感染がアメリカ国内で最も影響を受けていたニューヨーク・ヤンキースが本拠地を置くニューヨーク州、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルス、昨年の優勝チーム、ロサンゼルス・ドジャース、今季からダルビッシュ投手が移籍したサンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、オークランド・アスレティックスが本拠地を置くカリフォルニア州が、2021シーズン開幕戦から10% - 20%の観客を入れて試合を行う予定であることが発表されました。（カリフォルニア州は昨日発表）

これに合わせて、カリフォルニア州にある元祖ディズニーランド、ユニバーサルスタジオも４月1日から再オープンができる様になるようです。（詳しい日程は発表されていません）

各プロスポーツチームの観客動員状況は、コロナ感染率、ICU占有率によってチームが本拠地を置く各州、各郡の判断に任されているため、チームそれぞれによって異なります。カナダに本拠地を置くトロント・ブルージェイズは、米国とカナダの国を挟んだ移動が必要になるため、開幕時点では本拠地をフロリダに置いてシーズンが始まるようです。

こればかりは、ウイルスの事なのでどのような状況になるのかはわかりませんが、このままアメリカ国内の感染率が減少し続け、一日も早く、自由に観戦旅行ができる日が来ることを祈りたいと思います。

コロナによるアメリカ国内のスポーツ、イベント開催の状況は随時下記のリンクにてアップデートしておりますのでご参考にしていただければと思います。
https://old.americansports-tours.com/?p=112239332

アメリカの新聞記事

各MLB球団の観客動員状況（英語：3/6現在）※カリフォルニア州はアップデートされていません。
各MLB球団の観客動員状況　（英語: 3/6現在）