ラムズがチャンピオンシップゲームチケット販売地域を制限?!

歴史に残る死闘が繰り広げられたディビジョナルラウンドを勝ち抜いたAFCシンシナティー・ベンガルズ@カンザスシティ・チーフス、NFCサンフランシスコ・49ers@ロサンゼルス・ラムズの4チームがスーパーボウル56@ソーファイスタジアムへの出場を賭けたカンファレンスチャンピオンシップゲームがいよいよ今週末に行われます!

「ソーファイスタジアムをリーバイススタジアム・サウスに変えよう!」

当然の如く、両カンファレンスチャンピオンシップは、共に爆発的に盛り上がることは必至ですが、アメリカ西海岸では、今週末に行われるサンフランシスコ・49ers@ロサンゼルス・ラムズのカンファレンスチャンピオンシップのゲームチケット販売をめぐって、「LAラムズがSFファンを多く入れない為にチケット販売に地域制限を掛けた」という昨日からのニュースで盛り上がっています。

チケット発売当初、チケットマスターのサイトではログイン時に「ロサンゼルス広域在住者のみにチケットを購入できます。」というお知らせが入り、チケットを買おうとしたナイナーズ(Niners)ファンからは「SFファンの締め出し」との大ブーイングが起きました。

ラムズは、「シーズンチケットメンバーが、週末に行われたプレセールで入手可能なチケットをすべて買い占めたので、現在はその制限は存在しない 」という声明を出し、じきに、そのお知らせもサイト上から消えました。再販チケットに関して、チームとしてはコントロール不可能。

これには、前置きがありソーファイスタジアムで行われた対49ersとのレギュラーシーズンWeek18最終戦には、観客の3分の1~半分とも言われる程のナイナーズファンが敵地ソーファイスタジアムを占拠し(今までもそうだったが、有客でのソーファイスタジアムとしては初試合)、ラムズ側から「凄い声援だった、やりづらかった」と言わせるほどの応援で、ナイナーズファンは、49ersの勝利をサポートしたという経緯があったので、事実、ラムズとしては多くのLAラムズファンを集めたかったのかもしれませんが、過去3シーズン0勝6敗と完敗している同州のディビジョンライバルへの挑戦なのかもしれません。

つい先週にはディビジョンラウンドのベンガルズ@タイタンズ戦でもタイタンズが試合開始24時間前まで、デジタルチケットのトランスファーが出来ないルールを決め、シンシナティーから訪れようとするベンガルズファンが試合に来にくくさせたことがニュースになったばかりでした(タイタンズ敗戦、、)。

ですが、ラムズのチケット地域制限のニュースは、さらにナイナーズファンに火をつけてしまったようで、「リーバイス・スタジアム・サウス、We got this!」という、ソーファイスタジアムの写真に49ersのロゴを合成したツイッターが49ersファンの間に拡散。南にあるソーファイスタジアムを自分たちの本拠地、リーバイス・スタジアムで試合をしているかの様に集い会おうという流れが始まりました。

TVニュースでは、サンフランシスコからロサンゼルスまで応援に行くファン、会場には入れないがLAまでテイルゲートに行くファンの様子を伝えています。
既に、ベイエリア出身でロサンゼルス近郊に住んでいるナイナーズファンの数を合わせると相当な数のナイナーズファンがソーファイスタジアムの内外に押し寄せるでしょう。ロサンゼルス・ラムズファンVS.サンフランシスコ・49ersファンとしてのプライドを賭けた戦いにもなりそうです!

この試合のチケットの価格は一枚約7万円~70万円の値が付いています。

AFCとNFC、両カンファレンスのどのチームが2月13日にラムズの本拠地ソーファイスタジアムで行われるスーパーボウル56に進出するのか楽しみですね!