シアトル・マリナーズを観に行こう!

アメリカンリーグの西地区に所属するシアトル・マリナーズ。
佐々木投手が入団し、イチロー選手が加わり、日本でのシアトル・マリナーズの知名度は一気に広まりました。
イチロー選手がMVPと新人王を取った2001年、マリナーズはプレーオフに進みましたが、ヤンキースの前に敗退。それ以降、プレーオフの舞台を踏むことはありません。

セーフコフィールド開場(2000年)からしばらくは満員だった球場もいまやがらがらになってしまいました。

2017年は同地区のアストロズが悲願のワールドシリーズ制覇を成し遂げました。
マリナーズは、ワールドシリーズ制覇はおろか、まだワールドシリーズの舞台へも進んだことがありません。

隣に隣接するNFLのシアトル・シーホークスは、NFL1の熱狂的ファンとして知られます。
マリナーズも強さを取り戻し、セーフコフィールドを毎試合、満員させたいところです。

こちらではシアトル・マリナーズの観戦についてご案内をいたします。

日本からシアトルへ

日本からシアトルへ行く場合、成田から全日空とデルタがシアトルへ直行便を飛ばしています。
羽田からは直行便はなく、関西方面からも直行便は出ていませんので、成田に来てから、というのがベストです。

行きは、おおよそ9時間10分前後のフライトとなり、帰りは、11時間10分前後です。
西海岸ですので、成田を夕方出発し、シアトルに朝の10時前に到着するという流れになります。
到着日がナイトゲームの場合は、よほどの遅延がない限りは、観戦ができるような時間帯に着くのが直行便の魅力でもあります。

シアトルの空港

シアトル・タコマ国際空港は、シアトルのダウンタウンから約25キロほど離れた場所にあります。
到着後、入国審査をし、荷物を受け取り、ダウンタウンに向かいます。

空港からダウンタウンへのアクセス

ライトレール

シアトルは空港からスタジアム、ダウンタウンはライトレールで行くことができます。
ライトレールは、おおよそ30分から40分ほどでダウンタウンになります。
空港からダウンタウンに向かう場合、途中、車内からセーフコフィールド観ることになります。
このような自力で行く中で、自分の行く場所を確認できるのは、すごく思い出になると思いますので、シアトルの場合は、この方法で行けば、料金的にも良い選択になると思います。

タクシー

空港からタクシーでホテルへ向かうというのは、一番スタンダードな方法なのです。
ただ、ドライバーに行き先を説明しなくてはならず、後は、チップも発生します。
ホテルなどはしっかり紙に書いておき(住所も)、ドライバーに見せることで行き違いを防ぎましょう。
ホリデーインなどのホテルは名前だけ言ってもたくさんあるので、どこのホリデーインか、ドライバーが理解してない可能性があります。そのため、ホテル名だけではなく住所もしっかり見る、または伝えるようにしてください。

Uber

現在、アメリカはスマホでの配車サービスのUberやLyftの需要がかなり拡大しており、どの都市に行っても空港から使うことができます。
Uberの魅力は、行き先をいちいちドライバーに説明しなくていい点につきます。
配車をする際に、行き先を入力すれば、それがドライバーへ伝わるため、ドライバーが来てからわざわざ英語で説明する必要がありません。これを使うには、wifi環境が必要ですので、ご自身の携帯電話の契約でインターネットが海外で使えない人は、レンタルのwifiサービスなどを借りていくといいかと思います。

シアトルのホテル

シアトルの観戦の場合、シアトル自体の観光のハイシーズンは、例年7月、8月となります。
そのため、この時期はシアトルのダウンタウン内のホテルが非常に高くなりますので注意が必要です。

球場にもっとも近いホテル

シルバー クラウド ホテル シアトル スタジアム
1046 1st Avenue South, Seattle, WA 98134

マリナーズ観戦のみのシアトル滞在であれば、球場の隣に位置するシルバークラウドホテルがベストな選択になるかもしれません。スタジアムツアーの参加や入り待ちなどをするのであれば、球場近くのロケーションのほうが時間を効率的に使えます。ただ、基本的にホテル代は高いのと、特にハイシーズンになる7月、8月は驚くような金額になることもありますので、値段とのバランスでお考えください。

ダウンタウンでライトレールの便がいいホテル

ヒルトンシアトル
1301 6th Ave, Seattle, WA 98101

Wシアトル
1112 4th Ave, Seattle, WA 98101

フェアモントオリンピックホテル シアトル
411 University St, Seattle, WA 98101

クラウンプラザ
1113 6th Ave, Seattle, WA 98101

セーフコフィールドは、ダウンタウンから歩こうと思えば歩ける距離ですし、ライトレールも走っているので、ホテルのロケーションとしては、球場近くだけがベストというわけではありません。
試合以外の買い物、飲食などは球場の周りより、ダウンタウンのほうが充実しています。
そのため、ダウンタウンという選択肢もベストの1つです。

T-モバイル・パークへのアクセス

 

シアトルのライトレール

ダウンタウンの終点駅が、ウェスティンホテルなどが近いウエストレイク駅です。
シアトルの街は、小さいですので、例えば、球場からシアトルセンターも歩こうと思えば歩けます。
お手持ちの地図で、自分のホテルの位置を確認しながら、最寄りの駅を抑えつつ、それでも最悪、乗り過ごしてもあまり痛手はないような街の規模です。

セーフコフィールドの最寄り駅

駅はスタジアムエリアにあるということと、駅からスタジアムが見える安心感がある路線です。ダウンタウンから行こうという場合、もし間違って反対方向の電車に乗ってもダウンタウンを出ることがないので、とりあえずリカバーしやすいという点も頭に入れておくといいですね。
帰りは、空港方面に行くと遠くなるので、確実にダウンタウン方面の電車に乗りましょう。

セーフコフィールドの基本情報

シアトル・マリナーズの本拠地は、セーフコフィールドと言います。ただ、セーフコというのは保険会社のネーミングライツで2018年までの契約となっており、2019年以降はスタジアム名が変わる見込みです。

スタジアム名:T-モバイル・パーク
所在地:1250 1st Avenue South, Seattle, WA 98134
収容人数:約48000人
スタジアムの形式:開閉式ドーム
芝:天然芝
ダグアウト:1塁側がマリナーズ、3塁側がビジターチーム

保護ネットの拡張について

メジャーリーグは、近年の球場内での事故多発(ボールがファンを直撃する)に伴い、各球団とも保護ネットの拡張が進んでいます。基本的には新しいシーズンになるほど、保護ネットの範囲が広がる球団が増えています。
マリナーズも2017シーズンと、2018シーズンではネットのかかる位置が違う可能性がありますので、ご注意ください。

スタジアムへの入場

The Pen 一足早く球場に入ってマリナーズの打撃練習を見たい!

The Penのみ、試合開始の2時間30分前に開場されるので、マリナーズの打撃練習を約30分から40分見ることができます。(どのエリアのチケットを持っていても入場できます)
ゲートはRoyal Brougham way沿いにあるCFゲートとThe 'Penゲートからのみ入ることができます。チケットはどのレベルのチケットでも入ることができますが、全てのゲートが開く2時間前までは、The 'Penから他のセクションへの通り抜けはできません。
全体が開場後、他のセクションに移動することができます。
センターフィールドのパティオのフェンス際まで行けば、打撃練習の球拾いをしている投手陣からボールを投げてもらえるチャンスがあります。
ブルペンのフェンスが取り払われスタンディングカウンターになっています。
目の前で投球練習を見ることができるようになり、選手との距離もグッと近くなり、開放的なスペースになっています。
フードもシアトルの有名シェフがプロデュースしたお店に一新され、バーガー、クレープ、ピザ、メキシカンなどを味わうことができます。

サインをもらう楽しみ

入り待ちなどの情報

2010年から大幅に道路が変わり、マリナーズの入り待ち、出待ちのサインゲットの確立は低くなっています。
ビジターチームを待つ場合も道路事情の変化により、厳しくなってきましたが、それでもまだ楽しみはありそうです。
ということで、入り待ちするにしてもビジター選手狙いになるのが基本のようですが、選手が球場に入るのは、ナイトゲームの場合は、午後2時半から午後3時前後になると思いますので、時間があれば、ポイントにいるといいかもしれません。

マリナーズのチケット事情

テレビを見れば、がらがらのセーフコフィールドをここ数年、目にしたと思います。
ここ数シーズンのマリナーズで満員になったカードは、数回程度しかありません。

チケットも窓口で買える試合が多いのですが、近年、特に、アメリカのイベントは、定価をイベントの人気ごとに設定する販売方法を取り、全体的なチケット代はイチロー選手が所属していたころより大幅に上がっております。

スタジアムツアーについて

セーフコフィールドは、試合のある日、ない日でも基本的には通年で、スタジアムツアーを実施しております。
スタジアムツアーというのは、試合前のスタジアムの中を回り、ダグアウトで記念写真を撮ったり、プレスルームなど、通常では入れないところを回ります。
シアトルは、リーズナブルな割に内容があるので、スタジアムツアーとしての質も高いと思いますので、まだご参加されてない方はぜひご参加ください。