目的があり、その目的に向かって旅行を組み立てるのであれば、なんとなく何日ではなく、限られた時間の中でその目的の達成のために、ちゃんと何日間滞在すればいいのかというところから旅程をスタートさせることが重要です。
アメリカは、アメリカ国内でも時差があります。
そのため、国内移動がある場合は、時差の影響を大きく受けることもありますので、国内移動がある場合は、最初に入る都市をよく考えるようにしてください。
以下は、ワシントンDCでNBAのウィザーズを観戦した場合のケースです。
例えば、2020年2月初旬にウィザーズのホームゲームは、2月3日対ウォリアーズ、2月7日対マブス、2月9日対グリズリーズ、2月11日対ブレイザーズと予定されております。
ウィザーズ戦を目的に行くわけですから、最低2試合は見たい、折角行くなら観光も1日は、と考えると、以下のようなスケジュールがイメージにあいます。
日程 | 移動 | 内容 | ホテル |
2月6日出発 2月6日到着 |
ANAの午前便のため、6日の午前中に到着 | 到着後、地下鉄のデイパスを買い市内の見どころを回る | 中心地に1泊 |
2月7日 | 昼間は観光や買い物 / 夜はウィザーズ対マブス戦の観戦 | 中心地に1泊 | |
2月8日 | ウドバーハジーセンターなど半日かかる観光スポットを回り、夜はレストランで食事 | 中心地に1泊 | |
2月9日 | 昼間は観光や買い物 / 夜はウィザーズ対グリズリーズ戦の観戦 | 中心地に1泊 | |
2月10日 | ダレス国際空港からANAで帰国 | ||
2月11日 | 時差があるので火エリアは11日到着になります。 |
これだと4泊6日のスケジュールになります。
2月のワシントンDCは、気候が読めません。ですので、天候によっては昼間の観光を考えるようにしておきたいです。
天気が良ければ、リンカーン記念館から散歩をしていくルート、悪ければ、ナショナルギャラリーや博物館などがいいかもしれません。
4泊6日で2試合の観戦ができ、観光もある程度回りたいところは回れる日程だとこのぐらいになります。アメリカの場合、1泊3日などは航空券が非常に高くなりますし、東海岸の場合、かなり大変ですので、最低でも3泊5日ぐらいで考えたほうがいいかと思います。
ポイント
(1)アメリカと日本の時差
日本からアメリカに行く場合は、時差の関係で、1日得したような感覚になります。
そのため、出発日の午前中の飛行機だと、アメリカの同じ日の午前中に到着します。
ただ、その分帰りは、時差で時間がかかることになります。
プラス1日になりますので、アメリカに旅行するのに3泊4日という旅程はなく、3泊5日となります。
泊数に対して、かかる日程はプラス2日とお考え下さい。
(2)アメリカ国内の時差
上記のモデルプランは、アメリカの国内移動がありませんが、アメリカの国内でも3時間時差があります。
そのため、西海岸のロサンゼルスからニューヨークに移動する場合は、午前10時に出て、到着が夕方となり、1日なくなります。
このような移動を限られた日程に入れると、移動だけの旅行になりますので注意が必要です。